Leonardo.Aiを使ってプロンプトを効果的に活用する方法について説明します。
この記事では、手探りでプロンプトを作成する手間を軽減し、より効果的なプロンプトを作る方法の手助けをします。
Leonardo.Aiでプロンプトが反映されていなくてどうしたらいいのか諦めていませんか?
()で囲むという強調方法が効果がないと言われているなかで手探りでプロンプトを作っていないでしょうか?
この方法は、私がLeonardo.Aiを5カ月間使って収集したデータと経験に基づいています。
1万以上のプロンプトを使用し、異なる方法で試してきました。
その結果を元に、プロンプトがAiの出力に与える影響についてわかったことになります。
これから紹介する方法を使うと効果的にプロンプトを強調できます。
この方法を使うことでプロンプトの質の向上と改善に役立てることができます。
この記事ではプロンプトを強調する方法とどのくらい効果が違うのかを実際の画像を元に紹介します。
この情報を元に、Leonardo.Aiをより効果的に活用し、プロンプトの品質を向上させる手助けができれば幸いです。
強調したいプロンプトを繰り返す
プロンプトを強調する方法は
強調したいプロンプトを繰り返すだけです。
実際に生成した画像で比較します。Seed値は固定しています。
元のプロンプトに対してAlchemyの種類であるDynamicをプロンプトとして追加しています。
AlchemyのDynamicは画像を鮮明にして光の度合いを強くするような効果があります。
比較画像1
プロンプトなし
プロンプト1回
プロンプト2回
比較画像2
プロンプトなし
プロンプト1回
プロンプト2回
プロンプト1回と2回では光の強さが違います。
プロンプトを繰り返すことで効果が強まります。
今回使用したプロンプト
1girl, solo, ultra detailed bueatiful face
追加したプロンプト
Dynamic
効果の違い
プロンプトを繰り返すのは何回まで効果があるのか?についてです。
結論としては少しづつ効果があがりますが2回目以降は明らかな違いは感じられません。
プロンプトを5回まで繰り返し場合に0~5回の繰り返しの6枚の画像からGIF画像にしました。
すこしづつ光の当て方が強くなっているのがわかりますが、2回目以降の変化は少ないです。
0~5回繰り返した比較画像1のGIF
0~5回繰り返した比較画像の2のGIF
繰り返すほど効果が反映されます。大きな変化は2回繰り返しの際に見られます。
Promptの質を上げる
プロンプトの強調が出来ることでプロンプトの質を上げることが出来るようになります。
プロンプトは複雑になるとAiが出力する画像もAiの理解を妨げ、悪い出力結果となります。
Aiに良い画像を出力させるには、プロンプトの質を上げることが重要になります。
実際にどのようなときにプロンプトを強調するのかを紹介します。
- プロンプトが反映されない
- ネガティブプロンプトで対象が消えない、または弱い
- 画風を強調する
- Alchemyの強度を強くする
プロンプト単位での強調となる場合に使って見てください。
使用例
Dynamic, Dynamic, transforming robot, robot train hybirid, white and red, a big arms, hovering at low altitude, hovering at low altitude, masterpiece, best quality, high res, clearly
腕がないので腕のプロンプトを繰り返します。
Dynamic, Dynamic, transforming robot, robot train hybirid, white and red, a big arms, a big arms, a big arms, legs of wheels, hovering at low altitude, hovering at low altitude, masterpiece, best quality, high res, clearly
まとめ
今回はLeonardo.Aiのプロンプトを強調する方法を説明しました。
Leonardo.Aiではプロンプトを繰り返すことで強調効果が期待できます。
工夫次第でよりイメージに近い画像を作りやすくなるので是非使ってみてください。
今回は検証用にSeed値を固定して画像生成をしています。
Seed値については別記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
またこの考え方と方法を応用するとAlchemyを使わずともAlchemyを使った画像が作れます。
こちらも別記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
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