こんにちはLeonardo.Aiを無料でどこまで使えるか研究しているAi画像研究員「のぼりき」です。
キャラクターのフレームに対しての大きさやキャラクターの向きはプロンプトで変えることが出来ることは基本編1,2で解説してきました。
今回はキャラクターにポーズをとらせるプロンプトをいくつか紹介していきます。
英単語で表現できるものはほとんど再現できる
よほど複雑なポーズでない限り、英単語で表現できるものは再現できると思います。
ただし、Aiの認識で学習度合いや出力の際のランダム要素で角度などは完璧にイメージ通りにするには難しいです。
よりイメージに近いポーズで出力するためにはAI CanvasのControlNetを使用するのがいいでしょう。
AiArtの魅力の一つに既知のイメージを超えたものを生成することがあります。
既知のイメージから生成されるものは新たなインスピレーションや気づきは与えてくれないでしょう。
我々の想像もつかない画を生み出すことこそがAIartの魅力なのです。
この記事を読むとLeonardo.Aiにおけるポーズのプロンプトの使い方がわかります。
必ずしも同じ結果となるとは限らない
ポーズのプロンプトはシンプルなプロンプトになっています。詳細な描写を追加することも可能ですが複雑なプロンプトはAiが勘違いすることも多々あります。
そのような特徴を持っているため、腕に対して同じポーズを指定したとしても、角度がイメージと異なることがあります。
ポーズを指定するプロンプト
これから紹介するプロンプトですが、記載場所によっては全く違う解釈をすることがあります。
基本的にはポーズをとらせたい被写体のプロンプトの後ろに記載します。
効果が薄いときには被写体のプロンプトの前に記載します。
また単体で指定したいときは 〇〇〇 of 被写体のプロンプト と記載する方法もあります。
出力された画に対して修正してみてください。
Put index finger on mouth / 唇に指をおく
日本では内緒だよ、とか静かにして欲しいときに使うジェスチャーです。
プロンプト1
プロンプト2
プロンプト3
最初から非常にいい画像が出てます。プロンプト3は何なのでしょうか?
このように配置する場所でプロンプトの影響度合いが異なります。
finger pointing / 指をさす
こちらは指差しのポーズです。
これもどこを指すかというものと指す方向など様々考えられるのでランダム要素が大きくなります。
プロンプト1
プロンプト2
それらしいポーズにはなりましたが、やはりかなり異なります。
もう少し具体的なプロンプトを追加したほうがいいと思います。
thumbs up / 親指を立てる
いわゆる「いいね!」のジェスチャーです。
ここからはプロンプトは省略して画像をアップします。
claw pose / 威嚇のポーズ
両手を広げて爪を相手に向けるポーズです。ガォーのポーズと言われています。
paw pose / 猫のポーズ
大元の「Paw pose」とは、犬や猫などの動物が前足を揃えて座ったポーズのことを指します。
人間がこの様子を真似してポーズをとる際にこのようなポーズとなったようです。
猫耳?みたいなものがついている気がしますが、角だと信じましょう。
peace fingers / ピースサイン
このジェスチャーは平和や反戦を示すボディランゲージ。
日本では、微笑みながら顔の近くでV字を外に向かって作り、楽しさや親愛の情を意味します。
Leonardo.Aiでは少し苦手としているようです。
複雑な描写を求められるまたは苦手なプロンプトが出てきた場合は表情などが崩れる傾向があります。
プロンプトを右手に限定してプロンプトを直したりすることで綺麗にすることはできます。