Leonardo.Ai 基本編2 方向のプロンプト

Leonardo.Ai
記事内に広告が含まれています。

こんにちはLeonardo.Aiを無料でどこまで使えるか研究しているAi画像研究員「のぼりき」です。

画像生成AIが出力する画像に関して、時折、望む向きを向いてくれないという問題が発生することがあります。

例えば、被写体が正面を向いてくれない場合などに、AIを制御するための特定の指示を使うことができます。これを「アングル」と呼びます。

画像生成AIは、まるで実際にカメラで写真を撮っているようなイメージを持っています。

つまり、生成された画像がカメラで捉えた写真のようなものです。

具体的な被写体の向きに合わせて、AIに適切な指示を与えることで、希望する絵を生成することができます。

カメラに対する被写体の向きや配置に応じて、適切なプロンプトを選び、それに基づいて絵を生成する仕組みです

この記事を読むとわかること
  1. キャラクターの向きを変えるプロンプトの使い方がわかります。
  2. キャラクターのサイズとの組み合わせで出来ることがわかります。

カメラの角度をコントロールするプロンプト アングルとは

カメラの位置や向きを変えることで、被写体を異なる角度から捉えることが可能です。

アングルを変更することで、被写体の印象や雰囲気を大きく変化させることができます。

アングルの使い方は、写真や動画の表現力を著しく拡張してくれます。

意識的にアングルを考えながら撮影することで、より魅力的な写真や動画を制作することができます。

被写体が正面を向いている絵と後ろを向いている絵では、与える印象が全く異なります。

絵を通じて伝えたいメッセージを表現する上で、アングルは極めて重要な要素となります。

次に、Leonardo.Aiがどのようなプロンプトでどのような成果物を生成できるかを探ってみましょう。

ベースのプロンプト

masterpiece, ultra detailed a beautiful Lucifer, hyper-realistice, background
傑作、超詳細な麗しいルシファー、超現実的、背景

キャラクターのサイズなど反映されやすくするため、背景のプロンプトを追加しています。

今回はプロンプトが反映されやすくするため、アングルのプロンプトは全て一番前に記載していきます。

モデルはAnime Pastel Dream、Alchemyは使わず、Prompt magicはV2を使用しています。

また画像がおかしくならないようにネガティブプロンプトを追加しています。

AIがイメージしたルシファー

Head-on :正面を向く画

被写体とカメラが正面を向いているアングルです。

このアングルは、被写体の顔や表情をよく見ることができるため、ポートレートによく使用されます。

プロンプト

Head-on, masterpiece, ultra detailed a beautiful Lucifer, hyper-realistice, background

Head-on

正面をむいた

オリジナル

オリジナル画像

結果は両方ともに正面をむいている絵になります。

Profile:横を向く画

被写体の顔が横を向いているアングルです。

このアングルは、被写体の顔の輪郭や特徴をよく見ることができるため、ファッションや雑誌の撮影によく使用されます。

プロンプト

Profile, masterpiece, ultra detailed a beautiful Lucifer, hyper-realistice, background

Profiel

横顔

オリジナル

オリジナル画像

綺麗に横顔の描写になりました。

横からのアングルの他のプロンプト
  • from side
  • Side view
  • Left side view / right side view
  • Right 90 degrees side view:右90度からの視点 rightをLeftに変更可、角度変更可

Left side view

左横からの構図

Right 90 degrees side view

右横から見た構図

Low-angle:低い位置からの画

カメラが被写体よりも低い位置から撮影されたアングルです。

このアングルは、被写体をより大きく、より力強く見せることができます。

プロンプト

Low-angle, masterpiece, ultra detailed a beautiful Lucifer, hyper-realistice, background

Low-angle

下から見上げる構図

オリジナル

オリジナル

こちらもプロンプトが効いています。若干下からの構図になっています。

下からのアングルの他のプロンプト
  • from below:下からの画 こちらのほうがより下からの画になりやすいです
下から見上げる構図

High-angle:高い位置からの画

カメラが被写体よりも高い位置から撮影されたアングルです。
このアングルは、被写体をより小さく、より弱く見せることができます。

プロンプト

High-angle, masterpiece, ultra detailed a beautiful Lucifer, hyper-realistice, background

High-angle

上から見下ろすプロンプト

オリジナル

オリジナル

こちらは上からの撮影角度にはなっていません。人物だけのプロンプトでは効きにくいようです。

背景に上から見るようなプロンプトを追加してみます。

プロンプト

high angle, full body shot, masterpiece, ultra detailed a beautiful Lucifer, hyper-realistice, rooftop background

High-angle

High angleのみ

High-angle,rooftop background

背景のプロンプトを追加した

街並みは上から見た構図になっています。しかし被写体はあまり上から見たようになっていないです。

full body削除